休 日  
都留岩 加寿男
   君の熱いたぎりを 僕の掌が感じとって 
   あらくなった息が 互いの吐く息を 
   追いかけるように かさなりあう 
    
   暗い闇の淵から這い上がり 立ち上がろう 
   新たな一筋の光が 僕にとっての君だから 
   僕こそが 君にとっての 光でありたい 
    
   真夏の短い夜が 明けようとしている 
   窓の外を 新しい朝が てらし始め 
   一日が始まろうとしているとき 
    
   かすかに汗ばんだ ふたつの肌が触れると 
   ひたとくっつき 離れるのを惜しむかのようだ 
   また 僕らは きつく 抱き合う 
    
   きつい抱擁の中で 君が喘ぐように なにか言う 
   聞きとれぬそれは 愛の言葉か 快楽の言葉か  
   どちらでもよい 僕が のみこんであげよう 
    
   終わる事のない 永遠とも思える時間の中 
   やがて まどろむ君の やすらかな寝息が 
   僕をも 甘い眠りに誘う 


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